本展では夢二式美人の成り立ちを追いかけるとともに、大衆の心を掴んだ独特の表現に注目し、生涯を通して女性の美を追求した夢二の理想に迫ります。
※併設の弥生美術館では、「村上もとか展」を開催中です。
名品「七夕図屏風」や「ほたる」が描かれた1922(大正11)年前後の夢二の作品にフォーカスして紹介いたします。又、当時共に暮らしていた「お葉」の日記と書簡も併せて初公開いたします。
本展覧会では、大衆文化華やかなりし大正・昭和の時代を好対照に生きた、竹久夢二と小林かいちに焦点を当て「グラフィック黎明期」のデザインの世界をご紹介いたします。
昭和8(1933)年、夢二が台湾で展覧会を開いて以来の展覧会が台北の北投文物館で開催されています。文物館の築100年を記念して、100年前"1920年代"の日本文化を代表する画家「夢二」の芸術を多角的に紹介いたします。