取扱作家
池田満寿夫展
1966年「ベネチア・ビエンナーレ展」での版画部門国際大賞をはじめ、次々と賞を獲得、国際的に脚光を浴びる版画家となった後、1977年小説「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞受賞。早くから「造形の詩人」といわれてきた池田満寿夫は版画家として活躍するだけではとどまらず小説家、写真家、映画監督、コメンテーターとそのマルチな才能を存分に発揮しました。
さらに1983年頃からは、「日本回帰」と称して陶芸の世界に挑戦。作陶をはじめ大型のモニュメンタルな作品も手がけました。1997年63歳で他界。
世界的な版画家で、日本を代表するマルチアーティスト、池田満寿夫の軽やかなエスプリに満ちた展覧会はいかがでしょうか?
作品
「夏の夢」
ドライポイント他
「黄色い服を着た女」
リトグラフ
「ブタペストからの自画像」
リトグラフ
「挿絵原画」
ペン
「光と影」
書
「尾崎豊」
復刻版画
「天使の翼」
陶
「地蔵16」
ブロンズ
「敦煌」
ブロンズ
展示内容・企画料
プロフィール
池田満寿夫
世界的版画家
マルチアーティスト
池田満寿夫世界的版画家 |
- 1934年(昭和9)
- 旧満州奉天市に生まれる
- 1945年(昭和20)
- 終戦により長野市に引き揚げる
- 1961年(昭和36)
- はじめて銅版画の個展を上野・不忍画廊で開催
- 1965年(昭和40)
- ニューヨーク近代美術館で日本人として初めて個展開催
- 1966年(昭和41)
- ヴェネチアビエンナーレ展版画部門大賞
- 1967年(昭和42)
- 芸術選奨文部大臣賞受賞
- 1977年(昭和52)
- 小説「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞受賞
- 1983年(昭和58)
- 作陶を始める
- 1986年(昭和61)
- 熱海市下多賀に「満陽工房」を設立する
- 1993年(平成5)
- 駒ヶ根高原美術館に常設展示室開室
- 1994年(平成6)
- 山梨県鰍沢に八方窯と名付けた登り窯と穴窯を築く
- 1997年(平成9)
- 63歳で急性心不全のため逝去