婦人グラフ
大正13年（1924年）から昭和3年（1928年）までの4年間に55冊出版された女性向け高級グラビア雑誌。表紙や挿絵は木版画（のちにはオフセット印刷）を張り込むという手の込んだ仕様だったため発行部数は少なく、高価であった為、主に裕福な女性が購入層であったようである。夢二はこの雑誌に表紙絵や挿絵、更には文章（小説）も提供しており、彼の描くモダンなファッションの女性は当時の女性から絶大な人気を得ていた。時代の流行を先取りしようとしたこの雑誌の為に、夢二は海外の雑誌や新聞を参考にしていたようである。ともあれ、夢二人気にあやかってこの雑誌は飛ぶように売れたといわれている。
「雪の風」
大正13年（木版画）
外寸：45×41cm
「雪の風」
大正13年（木版画）
「花火」
大正13年（木版画）
「花火」
大正13年（木版画）
41×43cm
「秋」
大正13年（木版画）
41×43cm
「化粧の秋」
大正13年（木版画）
41×43cm
「窓辺」
大正15年（木版画）
41×43cm
「初春」
大正15年（オフセット）
41×43cm
「如月の伝説」
大正15年（オフセット）
41×43cm
「エイプリルフール」
大正15年（オフセット）
41×43cm
「藤の花」
大正15年（木版画）
41×43cm
「七夕」
大正15年（木版画）
41×43cm