夢二は当初、詩人(歌人)を目指していたがその才に自ら納得することが出来ず、その詩心を絵に託したと後に述べている。しかし依然として詩歌も精力的に作り続けており、画集だけでなく、詩歌集(編集物も含めて)も数多く出版している。それらの本は、内容もさることながら、装幀から挿画、見返しにいたるまで、全てに夢二の美意識が貫かれ、本全体で一つの作品として仕上がっていることが多い。特に木版画で製作された装幀や挿画は夢二の木版画へのこだわりもあり、小さな画面ながらも奥行を感じさせ、それぞれが完成度の高い作品となっている。
又、自著本の他にも夢二は当時の流行作家の装幀も数多く手掛けており、現在までに、その数およそ270冊程が確認されている。
大正4年(木版画)
外寸:37×44cm
大正4年(木版画)
大正5年(木版画)
大正5年(木版画)
37×44cm
大正6年(木版画)
37×44cm
大正6年(木版画)
37×44cm
昭和3年(木版画)
37×44cm
大正4年(木版画)
44×37cm
大正6年(木版画)
44×37cm
大正8年(木版画)
44×37cm
大正8年(木版画)
44×37cm
大正15年(木版画)
44×37cm