コマ絵(文章にはさむ絵)の投稿から出発した夢二は、その絵のほとんどが出版物を通して全国に知られる様になっていった。しかし有名にはなっても一般に肉筆の作品を発表する機会は限られていたので、夢二は日本人の画家としては初めて「個展」という型での作 品展を大正元年に京都で開く。出版物を通して人気を 集めていた夢二の作品展は、同じ時期に京都で開かれた「文展」に劣らぬ人気を集めたといわれている。夢二の肉筆といえばやはり「美人画」が最も有名である。大きくつぶらな瞳、夢みがちに愁いをふくんだ表情、流れるようなたおやかな姿態の女性。夢二は独学でデッサンを重ね、海外からの資料を参考にし、研鑽に研鑽を積んだ末に独特の美人画を描くことに成功したのである。又、「美人画」で有名な夢二ではあるが花や風景画も多く残している。特に晩年は山の絵を多く描いている。
大正中期(絹本彩色)
外寸:180×47cm(軸)
日光夢二美術館:蔵
大正中期(絹本彩色)
大正中期(絹本彩色)
大正中期(絹本彩色)
120×45cm(軸)
日光夢二美術館:蔵
昭和初期(紙本彩色)
180×50cm(軸)
日光夢二美術館:蔵
大正中期(絹本彩色)
180×50cm(軸)
日光夢二美術館:蔵
大正中期(紙本彩色)
180×47cm(軸)
昭和初期(紙本彩色)
180×47cm(軸)
大正中期(紙本彩色)
180×50cm(軸)
大正中期(絹本彩色)
158×63cm(額)
大正中期(絹本彩色)
150×60cm(額)
日光夢二美術館:蔵
昭和初期(紙本彩色)
150×54cm(額)