大正時代に輸入品のカメラは、庶民には高嶺の花だった。夢二は当時、世界的に人気のあったベスト・ポケット・コダック(通称"ベス単")というアメリカ製の小型カメラを愛用し、実に2614枚の写真を11冊のアルバムに遺している。夢二が撮影した写真は、スナップ的な行動記録としてのものと、自らが描く絵画用の構図サンプルとして撮られているものとに大別される。不二彦(次男)を撮ったものはスナップ的なものが多く、女性(特にお葉)を撮ったものはまさに夢二の絵の構図そのものである事が多い。他には心象風景の様な風景(静物)の写真が印象的である。
※これらの写真パネルは、孫である竹久みなみ氏の協力を得て、夢二の遺した写真アルバムの中の写真より製作したものです。
写真パネル
外寸:45×34cm
写真パネル
写真パネル
写真パネル
53×42cm
写真パネル
53×42cm
写真パネル
53×42cm
写真パネル
42×53cm
写真パネル
103×73cm
写真パネル
55×65cm
写真パネル
53×42cm
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42×53cm
写真パネル
53×42cm